素敵側の人間になりたい

どこにでもいる人畜無害な人間です。

「静かな夜に」2022年9月10日の日記

・夜の21時。突然思い立って本山の星屑珈琲に行くことにした。

・週末の夜の東山線はガラガラで、乗客はみな座席の隅に散らばり、本を読んだり、スマホを触ったり、リラックスした表情でそれぞれの時間を過ごしている。平日のラッシュ時間と同じ電車のはずなのに、異空間に迷い込んでしまったのかと錯覚するほど、漂う空気がいつもと違い非常に居心地が良く、ずっとここでぼんやりできたらいいのに、と思う。

・しばらく電車に揺られたのち、1番出口を出て徒歩1分、星屑珈琲に到着。こんな遅い時間であるのに、半分ぐらい席は埋まっていて、手持ちぶさな夜に人の気配を感じながら読書や書き物をしたい人が自分以外にも沢山いるのだな、と、なんだか安心する。

・持って行った本をパラパラとめくっていたら、書きたいことが頭に浮かんだので、ポメラを取り出して文字に変換してみる。深夜におしゃれ喫茶で文章を書いている自分に酔ったのか、なんだか格好つけた内容になってしまったな。

・そんな夜もたまには良いか。